路線バスのラッピングの成功の影響

今やラッピング広告を掲載していない路線バスはないと思えるほど、広く普及しており基調な収入源となっています。

特に利用者が少ない地方都市では、ラッピング広告による収入は赤字を補填するために大きな役割を担っています。路線バスへのラッピング広告は、2000年ころにこの技術が日本に導入されるのとほぼ同時に始まりました。最初は都営バスから始まって、あっという間に全国に広がっていきました。その後路線バスだけでなく一部の観光バスや高速バス、コミュニティーバスなどでも行われるようになりました。さらに乗客をのせないで宣伝のためだけに街中を走るケースもあります。

やはり、バスの大きな車体と同じエリアを何度も巡回する特性が、広告媒体として魅力的なのです。さらにこの路線バスの成功から、タクシーやハイヤー、電車などでもラッピング広告を行うケースが出てきています。数はそれほど多くはありませんが、不特定多数の人の目に触れるということが、広告媒体としての魅力を高めています。

このような動く広告塔としての車両の出現は、ラッピングという新しい技術の出現なしには考えられないことでした。以前にもペイントによる広告があったのは事実ですが、その内容には雲泥の差があります。手描きには自ずとデザインの限界がありますが、印刷にはデザインの限界がほぼないのです。その一番大きな違いは写真を掲載できるようになったことでしょう。印刷したフィルムを貼り付けることによってできるようになった、まさに広告革命と呼ぶに相応しいものなのです。

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